公募連載 勉強会どうしてますか?・5
施設や職種を超えて勉強会を開催する際の工夫—摂食嚥下EBM研究会—業務に負担少なく,聞きたいこと・知りたいことを,ざっくばらんに共有する研究会
野﨑 園子
1
Sonoko Nozaki
1
1関西労災病院脳神経内科
1Department of Neurology, Kansai Rosai Hospital
pp.539-541
発行日 2024年5月10日
Published Date 2024/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552203119
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研究会のこれまでの経緯
1.2008年—摂食嚥下EBM研究会(以下,本研究会)の始まり
筆者が徳島医療センター病院から,神戸の兵庫医療大学(現 兵庫医科大学リハビリテーション学部)に異動が決まったとき,それまで一緒に摂食嚥下の医療・臨床研究をしていた言語聴覚士から,「これからも一緒に勉強をしたい」との申し出があった.ちょうどその時期に,彼も兵庫県に転勤が決まった.
兵庫医療大学には言語聴覚学科がなかったが,筆者は同じ法人のリハビリテーション科の言語聴覚士と,以前から摂食嚥下関連の学会活動などで交流があり,研究会について声をかけると数名の言語聴覚士がすぐに賛同してくれた.
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