特集 脳の画像による予後予測
今月のハイライト
pp.598-599
発行日 2018年7月10日
Published Date 2018/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552201354
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頭部コンピュータ断層撮影法(computed tomography;CT)や核磁気共鳴画像法(magnetic resonance imaging;MRI)などの脳画像の発展はめざましく,機能障害を理解するうえで重要な位置を占め,リハビリテーションに従事する者が必ず確認すべきものとなっています.一方,病巣の局在や障害部位の大きさなど脳画像から得られる情報は,予後予測にも有用であると期待されますが,まだ画像所見を用いて予後を検討することは臨床場面で一般的に行われているとはいえない状況です.
そこで本特集は,臨床場面で撮像された脳画像から,運動機能,言語機能,嚥下障害の予後,および高次脳機能障害の予後を予測する際に評価すべき病巣の局在や広がり,画像上の特徴について解説いただきました.
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