特集 脳性麻痺の歩行機能改善をめざした治療
今月のハイライト
pp.90-91
発行日 2016年2月10日
Published Date 2016/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552200496
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脳性麻痺(cerebral palsy;CP)は,脳卒中などと比べれば圧倒的に少数であり,日ごろの診療でかかわる機会は少ないかもしれません.しかし,早期発見・療育の段階から,加齢などによる二次障害の発生にいたるまで,数十年にわたる長期間のモニタリングが必要な点は先天障害に特徴的であり,われわれにとって重要な対象のひとつであると考えます.今回の特集では,CPの下肢機能(歩行機能)に焦点を当て,リハビリテーションや整形外科的治療について,そのポイントと課題を論じていただきました.一部重複する評価法や引用文献などもありますが,読み応えのある特集となっています.じっくりとお読みください.
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