Japanese
English
特集 脳卒中の上肢障害
病巣と症候
Neurological Signs and Symptoms of Upper Extremity in Patients with Cerebrovascular Disease.
畑 隆志
1
Takashi Hata
1
1横浜市脳血管医療センター神経内科
1Department of Neurology, Yokohama Stroke and Brain Center
キーワード:
錐体路症候
,
片麻痺
,
上肢機能
,
MRI
Keyword:
錐体路症候
,
片麻痺
,
上肢機能
,
MRI
pp.1099-1110
発行日 2000年12月10日
Published Date 2000/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552109367
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はじめに
従来,脳血管障害後のADLを左右する最も重要な要素は下肢の機能障害と考えられている.つまり歩けるか否かが病後の生活の質や生命予後に影響を与える.しかし,脳血管障害によって引き起こされる症候や,障害される機能としては上肢のほうが多彩で複雑である.
本稿では,脳血管障害で見られる上肢の症候を病巣部位との関係を中心に概説する.
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