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増大特集 知っておきたいリハビリテーション・テクニック
日常生活動作訓練のテクニック
食事動作
ADL: Eating.
広島 晶子
1
,
大川 嗣雄
2
Akiko Hiroshima
1
,
Tsugio Okawa
2
1神奈川県立ゆうかり園
2横浜市立大学医学部附属病院リハビリテーション科
1Kanagawa Prefectural Yuukarien: Hospital for Physically Handicapped Children
2Department of Rehabilitation Medicine, Yokohama City University, School of Medicine
キーワード:
ADL
,
食事動作
Keyword:
ADL
,
食事動作
pp.871-875
発行日 1992年9月10日
Published Date 1992/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107173
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ADLとは
日本リハビリテーション医学会の定義によれば,ADLの概念は,1人の人間が独立して生活するために行う基本的なしかも各人共に共通に毎日繰り返される一連の動作群を言う.この動作は,食事,排泄などの目的を持った各作業(目的動作)に分類され,各作業はさらにその目的を実施するための細目動作に分類される.リハビリテーションの過程やゴールの決定にあたって,これらの動作は健常者と質的,量的に比較され,記録されるということになっている.この概念でも明らかなように,ADLは障害のレベルで考えると,機能障害(impairement)によって生じている能力低下(disability)のレベルの問題である.
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