学会報告
第27回九州リハビリテーション医学懇話会―昭和61年7月13日,於:宮崎県医師会館講堂
木村 千仭
1
1宮崎医科大学整形外科学教室
pp.307-310
発行日 1987年4月10日
Published Date 1987/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552106501
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今回はとくに主題を決めずに申し込まれた演題を分類したところ次の3群に分けられた.Part 1としては,脳卒中患者のback ground,予後と実態調査に関するもの,Part 2は下肢関節機能再建と麻痺筋力の問題,Part 3は症例報告とRAや高齢者における生活環境の問題など,である.いずれも身近かで実際的な問題が討議された.特別講演には台湾大学リハ科の連倚南教授に「台湾における脊髄損傷のリハビリテーション」の話をお願いした.以前の日本における脊損治療の現状を見る感じで,若い方々には参考となったであろうと思う.
次回は熊本市で堀尾慎彌先生が担当されることになった.
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