一頁講座 スプリント・11
リウマチのスプリント(その2)
岡崎 健
1
1神奈川県総合リハビリテーションセンター七沢病院
pp.925
発行日 1983年11月10日
Published Date 1983/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552105069
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慢性関節リウマチの手足の変形・拘縮の予防矯正用スプリントの中で,現在一番利用価値のあるものをいくつか紹介しておく.
1)スワンネック変形,ボタン穴形予防用スプリント
スワンネック変形では,PIP関節が過伸展になり,いずれロックされても屈曲不能になる.ボタン穴変形もPIP関節が固まって,巧緻動作が不能になってしまう.初期には指輪型のもので予防するが,拘縮しかかったものには,図1のようなナイトスプリントが利用される.
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