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編集後記
明石 謙
pp.599
発行日 1983年7月10日
Published Date 1983/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552104999
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この後記は第20回日本リハビリテーション医学会の直後,ほっとした状態で書いている.今回の学会も大盛会でしかも学ぶところが大変多く,祖父江会長をはじめ学会の運営に当られた方々のご苦労に深謝したい.
さて本号は専門医と認定医に関する特集である.他の学会の専門医・認定医制度と比較するとスペシャリストとエキスパートの2つを併せ持った形式としてユニークなものであるが,この事は医学の各分野のリハビリテーションに興味を持つ人々の集りとして出発した当学会の歴史的背景を示すものであろう.その中でリハビリテーション専門医のあるべき姿が繰返し検討され論議されて2度の総会議決の中でどうにか生れた制度だけに発足してからもスンナリと事が運んでいるとは言い難く,岩倉委員長の御苦労も並大ていのものではないと思われる.
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