Japanese
English
講座 上肢の機能解剖(1)
上肢の解剖と運動学―(1)肩甲骨・肩
Functional Anatomy of Upper Limb. (1)Shoulder Girdle and Shoulder.
石神 重信
1
Shigenobu Ishigami
1
1防衛医科大学校リハビリテーション部
1Dept, of Physical Medicine and Rehabilitation, National Defense Medical College.
キーワード:
肩甲帯
,
肩の解剖
,
機能
,
腕神経叢
Keyword:
肩甲帯
,
肩の解剖
,
機能
,
腕神経叢
pp.311-315
発行日 1983年4月10日
Published Date 1983/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552104936
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はしがき
リハビリテーション分野で必要な解剖学的知識は,骨格,筋肉,神経といった縦割りの知識ではなく,機能を通じて,お互いに関連したものでなければならない.
上肢については,個々の関節について既に多くの成書があり,詳しく述べられている.また整形分野でも,手の外科,肩の外科等にみられるように上肢の中でも,専門細分化の道をたどっている.限られた頁数の中で,詳細にわたって述べるわけにはいかないが,リハビリテーション診療に必要な知識にしぼって,できるだけ簡易にまとめてみたい.筋肉の起始および付着部,走行とその作用,支配神経のレベルは,リハビリテーション必須の知識であるが,重点を述べるにとどまっているのは許されない.
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