Japanese
English
講座
言語障害のリハビリテーション(9)―無侯頭音声
Communication Disorders: Rehabilitation and Management (9): Alaryngeal Speech.
物井 寿子
1
,
笹沼 澄子
1,2
Hisako Monoi
1
,
Sumiko Sasanuma
1,2
1東京都養育院付属病院言語聴覚診療科
2東京都老人総合研究所言語聴覚研究室
1The Yoikuin Tokyo Metropolitan Hospital.
2Tokyo Metropolitan Institute of Gerontology/The Yoikuin Tokyo Metropolitan Hospital.
キーワード:
無喉頭音声
,
食道音声
,
人工喉頭
Keyword:
無喉頭音声
,
食道音声
,
人工喉頭
pp.146-150
発行日 1975年2月10日
Published Date 1975/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103274
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はじめに
無喉頭とは,喉頭全摘出術を受けたあとの状態をいう.原因疾患は大部分が喉頭癌であり,したがって年齢的には40歳以上が無喉頭者の大半を占める.医学の進歩とともに癌の早期発見・早期治療が可能になり,喉頭を失わずにすむ症例も増加している一方,なお年間数百人の無喉頭者が新たに出現しているという.
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