意見
「検定」と「学校」との断層
大西 赤人
pp.73-75
発行日 1975年1月10日
Published Date 1975/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103257
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僕が,埼玉県立浦和高校を受験し,表面的には「内申書評点が低く,現行の県選抜制度ではやむをえない」との埋由で,しかし実は血友病による(特に)足の障害ゆえに不合格処分を受けて以来,既に丸3年半以上の時間が経過した.
そして,先日,文部省実施の「昭和49年度大学入学資格検定」に,僕は合格して,位置的にはいわば高校卒業と同じラインに立ったことになった.
この2つの出来事には,一体どのような関連性と独立性とがあるのか.
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