特集 職業的リハビリテーション
ルポルタージュ:太陽の家―一整形外科医がみた職業リハビリテーションに関する印象
沢村 誠志
1,2
1兵庫県リハビリテーションセンター
2兵庫県身体障害者更生相談所
pp.915-921
発行日 1973年9月10日
Published Date 1973/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103009
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「太陽の家」のルポルタージュをしてくれないかとの依頼が,昭和48年4月初めに筆者にあった.一整形外科医にすぎない私にとって,職業リハビリの分野は,全く素人にすぎない.しかしながら,以前より2度「太陽の家」を訪れ,そのユニークな考え方や実行力に強く心をひかれていたため,何となく承諾の返事をしてしまった.医学的リハビリテーションを担当する立場から職業授産のあり方を「太陽の家」を通じて報告せよとの編集部の目的に,はたしてうまく応えることが出来たかどうかは分からないが,職業および社会リハビリを常に考慮して,治療を行わねばならぬ諸先生方にとって何かの参考となれば幸いである.
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