Japanese
English
特集 リウマチのリハビリテーションⅠ
薬物療法
Drug therapy. Rheumatoid arthritis.
間 得之
1
Tokuji Hazama
1
1中伊豆温泉病院
1Nakaizu Spa Hospital.
キーワード:
RA
,
抗リウマチ剤
Keyword:
RA
,
抗リウマチ剤
pp.297-306
発行日 1973年3月10日
Published Date 1973/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552102889
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【抄録】 慢性関節リウマチのリハビリテーションにおける薬物療法の位置づけはおろそかにはできないが,他の治療ないしはリハビリテーションの十分な理解と実践のもとにはじめて意味をもつものである.サリチル酸をはじめとするいわゆる非ステロイド性抗炎剤は,ピラゾール系,インドール系,アントラニール酸系,フェニール酢酸系,インダゾール系,ピリミジン系,その他多数の薬物があるが,それぞれに特徴はあるとはいえ,抗リウマチ作用は大同小異である.副作用についてはその多少を問わず,医原性疾患がマスコミにとりあげられている今日,両刃の刀にたとえられているステロイド剤のそれと同様より一層留意すべきである.金剤は近年ようやく使用頻度が増昇しきたがクロロキン剤も捨て難いものである.免疫抑制剤については今後その適応について十分の検討を重ねてゆく必要があろう.
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