学会印象記
第2回リハビリテーション科専門医会学術集会
牧野 健一郎
1
1産業医科大学リハビリテーション医学講座
pp.308-309
発行日 2008年3月10日
Published Date 2008/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552101215
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2007年12月8,9日,札幌,北海道大学学術交流会館にて,第2回リハビリテーション科専門医会学術集会が北海道大学病院リハビリテーション科の生駒一憲先生を代表世話人として開催された.筆者にとって,この会場は1998年に開催されたリハビリテーション医学会医師卒後教育研修会以来,約10年ぶりとなるが,札幌駅から近く大変アクセスの良いところにある.さらに,道路を1本挟んだ目の前にはホテルがいくつかあり,九州から参加し,寒いなかでの移動を避けようと会場近くに宿泊先を探していた自分としては願ってもない場所であった.
学術集会はまず総会から始まり,システム委員会の進行状況,リハビリテーション科専門医の需給に関するワーキンググループの状況,専門医名および施設の公表についての報告事項がなされ,専門医会幹事の選出手順の改正などについて審議された.総会開始当初は70名ほどであった参加者が,進行に伴い200名ほどとなり,寒さに備えて上着など荷物の多いこの季節では席が不足する状態になっていた.座席にテーブルも備えられている講堂で落ち着いて講演を聴くことができたが,参加者が多くなると質問などに立つことが難しく感じられた.
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