Japanese
English
特集 整形外科における術後リハビリテーションの日米(欧)比較
足の外科
Comparison of postoperative management of foot and ankle surgery, Japan-USA.
藤井 唯誌
1
,
田中 康仁
2
,
江村 修二
3
,
高倉 義典
2
Tadashi Fujii
1
,
Yasuhito Tanaka
2
,
Shuji Emura
3
,
Yoshinori Takakura
2
1高清会高井病院整形外科
2奈良県立医科大学整形外科学教室
3高清会高井病院リハビリテーション科
1Department of Orthopaedic Surgery, Kouseikai Takai Hospital
2Department of Orthopaedic Surgery, Nara Medical University
3Department of Rehabilitation, Kouseikai Takai Hospital
キーワード:
ギプス
,
果部骨折
,
踵骨骨折
,
外反母趾
,
足関節固定
Keyword:
ギプス
,
果部骨折
,
踵骨骨折
,
外反母趾
,
足関節固定
pp.946-952
発行日 2003年10月10日
Published Date 2003/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552100906
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はじめに
足部の各関節の可動域は小さく,たとえ足関節に拘縮が生じてもADL(activities of daily living)上問題が少ないと誤認され,足部の疾患や外傷の術後リハビリテーションは,他の関節に比較して軽視されがちである.しかし,安易に考えて治療やリハビリテーションを行うと,将来,関節症へと移行することもあり,またさらに隣接関節への負荷が増加して,他関節の障害が生じることもある.
本稿では,biomechanicalな観点から,足部疾患および外傷の各手術後のリハビリテーションについて,当院で行っている方法を中心に検討し,アメリカで一般的に行われている方法と比較する.
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