特集 脳卒中の予後予測と目標設定
脳卒中後pusher現象の予後予測と目標設定
深田 和浩
1
,
関根 大輔
2
,
藤野 雄次
3
,
網本 和
4
,
高橋 秀寿
2
Kazuhiro FUKATA
1
,
Daisuke SEKINE
2
,
Yuji FUJINO
3
,
Kazu AMIMOTO
4
,
Hidetoshi TAKAHASHI
2
1武蔵台病院リハビリテーション課
2埼玉医科大学国際医療センターリハビリテーションセンター
3順天堂大学保健医療学部理学療法学科
4仙台青葉学院短期大学リハビリテーション学科
キーワード:
Pusher現象
,
予後予測
,
目標設定
Keyword:
Pusher現象
,
予後予測
,
目標設定
pp.665-672
発行日 2023年6月15日
Published Date 2023/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551203083
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Point
●Pusher現象は,6か月以内に消失する
●Pusher現象は,ADLの回復や入院期間を長期化させる
●Pusher現象の回復は,損傷半球や年齢,運動機能障害,認知機能障害,高次脳機能障害の影響を受けるため,多角的に分析し,予後予測や目標設定を行う必要がある
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