特集 運動イメージ—科学的根拠に基づく臨床実践をめざして
運動イメージ能力の客観的評価法
森内 剛史
1
,
西 啓太
2
Takefumi MORIUCHI
1
,
Keita NISHI
2
1長崎大学生命医科学域(保健学系)作業療法学分野
2長崎大学生命医科学域(歯学系)顎顔面解剖学分野
キーワード:
運動イメージ能力評価
,
運動イメージ課題の鮮明度評価
,
経頭蓋磁気刺激
,
運動誘発電位
Keyword:
運動イメージ能力評価
,
運動イメージ課題の鮮明度評価
,
経頭蓋磁気刺激
,
運動誘発電位
pp.1010-1016
発行日 2022年9月15日
Published Date 2022/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551202784
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Point
●運動イメージ評価は,対象者の「運動イメージ能力評価」と,課題に対してどの程度鮮明にイメージできているかを評価する「鮮明度評価」に分類される
●鮮明度評価は,運動イメージ中の脳内の活動性を可視化できる神経生理学的評価との間に関連性がある
●運動イメージトレーニングの実践に向け,まずは,対象者が運動イメージトレーニングに適合するかを「運動イメージ能力評価」により判定し,その後,「鮮明度評価」によって運動イメージ中の鮮明度を担保することが重要である
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