特集 タッチ—触れることと触れられること
理学療法士のタッチと癒し効果
山口 創
1
Hajime YAMAGUCHI
1
1桜美林大学リベラルアーツ学群
キーワード:
タッチング
,
オキシトシン
,
間主観性
Keyword:
タッチング
,
オキシトシン
,
間主観性
pp.1061-1066
発行日 2021年10月15日
Published Date 2021/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551202448
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Point
●看護師のタッチはリラクセーションや癒しを目的とし,理学療法士のタッチは身体機能の改善を目的とすることが多い
●「間主観的」にタッチすることで,自律神経や運動神経が同調し,疼痛やストレスの緩和効果が得られる
●適切なタッチにより患者のオキシトシン分泌が促され,ストレス緩和やリラックス,疼痛緩和,免疫活性などの効果がある
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