学会印象記
—Asia Western Pacific Region of World Confederation for Physical Therapy(WCPT-AWP) Congress 2017—アジア・西太平洋地域において日本の理学療法士は何ができるのか?
加藤 倫卓
1
1常葉大学健康科学部静岡理学療法学科
pp.896-898
発行日 2017年10月15日
Published Date 2017/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551201001
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
2017年6月27〜30日の日程で開催された,Asia Western Pacific Region of World Confederation for Physical Therapy(WCPT-AWP) Congress 2017に参加した.本学会は4年に一度行われ,アジアおよび西太平洋周辺諸国で最大の理学療法学会である.この地域の理学療法士の協力体制を高めることを目的にしており,今回はタイの首都バンコクで開催された.
本学会では,長寿と健康の持続を推進するために,各国の理学療法士の知恵,知識,そして優れた実践スキルを統合しようと,“Moving towards health, longevity, and sustainability(健康,長寿,そして持続可能性への推進)”というテーマが掲げられていた.今回,本学会においてoral presentationを行った経験と,本学会を通して考えさせられたことなどを書き記したいと思う.
Copyright © 2017, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.