学会印象記
—第49回日本作業療法学会—将来を見据えるための「温故知新」
岩井 信彦
1
1神戸学院大学総合リハビリテーション学部
pp.928-929
発行日 2015年10月15日
Published Date 2015/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551200352
- 有料閲覧
- 文献概要
2015年6月19〜21日の3日間,第49回日本作業療法学会が神戸ポートピアホテル・神戸国際展示場で開催された.学会長は古川宏氏(神戸学院大学),テーマは「温故知新〜五十路(いそじ)を還り将来(みらい)を展(の)ぶ〜」であった.わが国の作業療法は先人が欧米の知識や技術を輸入し,試行錯誤しながら日本の文化に合うよう創造してきた.この過程を50年という節目に際し,十分吟味し新しい知見を積み足し,作業療法が伸び広がってほしいという学会長の願いがこのテーマには込められている.本稿では,印象に残った講演等を紹介する.
Copyright © 2015, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.