あんてな
臨床理学療法研究会の紹介
藤川 孝満
1
1滋賀医療技術専門学校理学療法学科
pp.132-133
発行日 2001年2月15日
Published Date 2001/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551105749
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はじめに
理学療法はリハビリテーション医学の1つとして,障害をもった人々と共に発展してきた.しかし今日においては,社会構造の複雑化,新たな疾患の出現,医学の驚異的な発展など,理学療法を取り巻く環境は目に見えて変化している.
こうした状況のなかで,より良い「理学療法」というものを提供していくためには,対象者のみならず,我々理学療法士も障害の予防,治療という観点から自己努力を重ねていく必要がある.その方法論は千差万別であるが,勉強会形式もその1つといえる.この勉強会形式とは,ある共通のテーマを決め,各自がそのテーマについて目的意識をもって参加し,互いに検討していくというものである.
ここでは,以上のことを考慮して設立した臨床理学療法研究会発足の経緯と活動内容を紹介する.
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