とびら
愛犬と家族
神戸 晃男
1
1金沢医科大学病院リハビリテーション部
pp.79
発行日 2000年2月15日
Published Date 2000/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551105482
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4年前,娘が犬がほしいと言いだし,それを育てることにした.妻は最初反対したが,娘がどうしてもというので早速,子犬を探した.ラジオで小松方面の人が子犬をもらってほしいという情報が入り,すぐに電話をして車を飛ばした.可愛らしい子犬が3匹いたが,雄が1匹だったので,すぐにそれに決めた,名前をマルと名づけた.当初,娘はマルを可愛がったが,今はほとんど私ら夫婦で育てている.子犬は1年で中型犬まで育ち,その後も,私らの家族の一員(息子)として一緒に暮らし,いつも人気者である.寝ているときも同じ部屋で過ごし,散歩や用事の時も車のなかで一緒である.遅く帰っても必ず最初に出迎えるのはマルである.私に抱きついてしばらく離れない.妻と私には特にそうである.マルは雑種で,チャウチャウとの間の子でミニライオンのように立て髪がある.ときどきいたずらをするが,非常に素直である.
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