第13回WCPT学会印象記
〈Reseach Reports〉貴重な経験を土台としてバルセロナへ!
齋藤 昭彦
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1国際医療福祉大学保健学部理学療法学科
pp.602-603
発行日 1999年8月15日
Published Date 1999/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551105377
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5月23日から5月28日にかけて横浜で開催された第13回WCPT学会の研究報告(Research Reports)の印象を報告する.研究報告の発表形式は,一般口演(Platform Presentation)とポスター発表(Poster Presentation)に分類され,すべて英語で発表された.学会プログラムおよび抄録集に掲載された研究報告の合計は1,217題であり,一般口演544題,ポスター発表673題であった.
一般口演およびポスター発表の参加国は,それぞれ 43か国,31か国であり,一般口演とポスター発表を合わせると48か国からの発表が予定されていた.国別の研究報告数は,開催国の日本が524題と最も多く,次いで,Sweden,UK,USA,Australia,Canada……の順であった(表1).発表分野ではNeurologyが117題と最も多く,次いで,Othopaedics,Kinesiology,Cardiopulmonary,Exercise physiology,Educationの順であった(表2).一般口演,ポスター発表とも数題のキャンセルがあり,実際に発表された演題数は予定された演題数をやや下回った.
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