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編集後記
安藤 徳彦
pp.510
発行日 1995年7月15日
Published Date 1995/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551104344
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蒸し暑い季節を迎えました.涼しい場所を探してこの書をお読みください.
本号はより幅広く,また質の高いリハを行えることをめざして,また関連領域と積極的に連携を図ることも期待して,頭頸部障害の特集を組みました.連携を実現する前提条件は先ず相互理解を図ることです.私たちも顎関節症について口腔外科と既に連携しています.頸部郭清術後の患者も数例経験して成果をあげることができした.頭頸部障害の患者を他科の患者と傍観せずに積極的に受け入れる姿勢が必要だと思います.悪性新生物の全身体力消耗状態の患者を受け入れるのと同様の姿勢で,隣接領域の疾患にも関心を持ちましょう.
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