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編集後記
安藤 徳彦
pp.290
発行日 1994年4月15日
Published Date 1994/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551103992
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4月号をお届けします.
今月は先輩から新人理学療法士へのはなむけの言葉を収録しています.どの執筆者も後輩にエールを一所懸命に送ってくれています.皆さん,先輩に負けずに頑張りましょう.どんなに偉い先輩も誰もが最初は新人でした.だから皆さん頑張りましょう.
そして今月は嚥下障害の特集号です.金子氏は「咀嚼」は歯で噛むだけでないことを指摘して,嚥下の第一相として解説し,対処法を詳しく説明してくださいました.伊藤氏は嚥下障害のリハビリテーションについて解剖学と外科的治療との関係について,嚥下障害に熱心な耳鼻咽喉科医の立場から解説してくださいました.山川氏は咀嚼や嚥下の能力が全身の運動・感覚の発達と並行して進行するものであること,したがって訓練は両者に同時にアプローチすべきことを具体的に解説してくださいました.古沢氏も同様の立場から解説してくださっています.小椋氏は器材によらない観察所見からの診断・評価法を詳述してくださいました.これらはどれも読者諸氏にとって貴重な解説になると思います.
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