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編集後記
奈良 勲
pp.370
発行日 1989年5月15日
Published Date 1989/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551102787
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『とびら』の中で,牧田氏が指摘されているごとく,全般的傾向としては,理学療法の対象患者は確実に高齢化している.だれもが一日でも長生きしたいと願っている.そして,温熱効果に悩む地球上で医療の恩恵をもっとも甘受しているのが日本人である.しかし,長寿社会を迎える医療を含む福祉制度は後手に回っている.
一方,長寿社会にもかかわらず,それを体験できないかもしれない『先天性疾患』という十字架を背負って誕生する生命体がある.
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