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編集後記
奈良 勲
pp.219
発行日 1978年3月15日
Published Date 1978/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518101652
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脳卒中が特集として取りあげられる頻度は多いようである.そのため,企画する側にとってはネタ捜しに頭を悩ます.しかし,時代の流れとともに,新しい考え方,発見などがあり,それらを適時取りあげて行くことができる.また,同じ論題であっても,執筆者によって,見解や持味が異なったりするので,ものごとを大局的に思考する機会を得ることができる.
今回は上肢機能に対するセラピーを作業療法の立場から池ノ谷氏にまとめていただいた.そして,中枢疾患の歩行訓練にあたってセラピストが理解を深めておいた方がよいとおもわれる歩行の生理学を森氏に,実際のアプローチとしてバイオフィードバックの観点から山下氏にまとめていただき,小生は反射と中枢プログラミングの観点からまとめてみた.
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