特集 精神障害者の理学療法
EOI(essences of the issue)
pp.939
発行日 2005年11月15日
Published Date 2005/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551102525
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精神障害者のリハビリテーションは,入院主体型から自立生活を目標にした地域支援型の取り組みへと変化しているが,そのなかでの理学療法の位置づけはまだ明確でない.自殺企図による対麻痺,脳血管障害を合併する精神障害者などへの理学療法は増加しており,彼らの社会復帰には精神面と身体面の両面へのアプローチが不可欠であり,作業療法士,精神保健福祉士などとの協働的な理学療法が求められている.そこで本特集では,精神障害者のリハビリテーションの現状を把握し,理学療法士の役割と具体的な取り組みについて紹介する.
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