ひろば
コミュニケーション能力の向上を課題にした自己分析レポートから見えてきたもの
池田 耕二
1
Ikeda Koji
1
1医療法人 道仁会 道仁病院 リハビリテーション科
pp.942-943
発行日 2009年10月15日
Published Date 2009/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551101516
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- 文献概要
Ⅰ.はじめに
臨床におけるコミュニケーション・スキルについては方法論として体系化されつつあるが,コミュニケーションに対する意識づけや,それらを促すなどの指導や援助方法については明らかになっていないように思われる.
今回,臨床実習生自らがコミュニケーション能力の向上を課題に設定して自己分析したレポートを,偶然にも実習指導者として入手することができたので,そのレポートを紹介する.さらに,そこからコミュニケーションに対する意識変容過程を分析し,それに基づいた実習指導や援助方法を提起してみた.
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