インタビュー 先輩理学療法士からのメッセージ
田口順子氏に聴く
田口 順子
1,2
,
永冨 史子
3
1武蔵野市春木医院
2国際医療福祉大学
3川崎医科大学リハビリテーションセンター
pp.1177-1183
発行日 2006年12月1日
Published Date 2006/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551100742
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永冨 本日は,「先輩理学療法士からのメッセージ」ということで,日本の理学療法の草そう期から,世界の理学療法と日本の理学療法の接点をみてこられた田口順子先生に,国際活動・リーダーとしてのご経験,そして女性理学療法士としての視点について,お話を伺いたいと思います.どうぞよろしくお願いいたします.
田口 よろしくお願いします.
まず,理学療法ジャーナル創刊40周年おめでとうございます.
当初の「理学療法と作業療法」と理学療法協会の設立の歩みは同じ年に出発いたしました.協会はわずか110名で1966年7月にスタート致しましたから協会誌など出版する力はなく,翌8月に協会の準機関誌として協力いただけるよう医学書院に伺いました.そして翌年の1967年1月に医学書院から「理学療法と作業療法」が発刊されたのです.創刊号に掲載された砂原茂一先生の玉稿は今も記憶に残っております.
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