特集 理学療法の展望2006
第Ⅰ部 理学療法,この10年の変遷と将来展望
理学療法士の需要―10年の変遷と将来展望
今井 公一
1
,
西村 敦
1
1大阪リハビリテーション専門学校
キーワード:
需要実態
,
需要推計
,
職場規模
Keyword:
需要実態
,
需要推計
,
職場規模
pp.1109-1113
発行日 2006年12月1日
Published Date 2006/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551100713
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はじめに
1996年黒川は,理学療法士の需給・職域について21世紀初頭までの展望をしている1).筆者らの責務は,この1996年より2006年までの10年間に,理学療法士の周辺環境はどのように推移し,理学療法士の活動はどのように変化してきたのか,活躍の場や,身分,待遇などについても振り返ることにある.また,今後の活動についても展望することになっているが,国の制度をはじめとして,需要,供給に関わる環境が急速に変貌しつつある時期の執筆であることを前提とし,筆者らの意見を元に読者自身が発展的な明るい将来をおのおのに展望いただければと願っている.
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