特集 腰部・下肢関節疾患の理学療法―姿勢・動作の臨床的視点
足部・足関節障害に対する姿勢・動作の臨床的視点と理学療法
中江 徳彦
1
,
小柳 磨毅
2
,
田中 則子
3
,
岡田 亜美
4
,
中島 充子
5
,
伊佐地 弘基
5
Nakae Naruhiko
1
1豊中渡辺病院 リハビリテーション科
2四條畷学園大学 リハビリテーション学部
3大阪府立大学 総合リハビリテーション学部
4八戸の里病院 リハビリテーション科
5東豊中渡辺病院 リハビリテーション科
pp.205-210
発行日 2006年3月1日
Published Date 2006/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551100267
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はじめに
足部は多数の知覚終末を有する抗重力姿勢の支持基底面であり,足関節とともに運動連鎖の起点として姿勢制御に重要な役割を果たしている.このため足部・足関節障害に対する理学療法の評価と治療は,障害部位の局所にとどまらず,下肢から体幹へと全身的なアプローチが必要となる.本稿では足部・足関節障害に対する理学療法を,姿勢と動作に関連した臨床的視点から述べる.
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