学校探検隊
豊かな自然に囲まれ素朴な学生と共に
小川 恵一
1
,
鈴木 孝氏
1
,
千葉 勝拓
1
,
工藤 郁美
1
,
渋谷 秀美
1
,
尾形 友里
1
1山形医療技術専門学校
pp.520-521
発行日 2005年6月1日
Published Date 2005/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551100111
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わが,PT学科
蔵王連峰を仰ぎ,豊かな自然に囲まれた本校は,理学療法士・作業療法士を養成する4年制専門学校です.今年,10周年を迎え,記念式典が開催されます.それを機に,教職員がこれまでを振り返るとともにこれからいかに発展させていくか真剣に考えるよい時期となっています.
理学療法(PT)学科の10年を振り返りますと,入学直後に行われる臨床見学実習,2学年のclinical clerkshipという臨床実習,これらの実習は学内学習に先行して行われ,学習の動機付けをより具体的なものとすることを目的とし,効果をあげてきました.学内での授業も学生が意欲的に参加できるような工夫がなされてきました.学生同士の横や縦のつながりを利用したピア学習法や,最近では問題基盤型学習法など,より効果の高い教育方法を試行錯誤しながら追求してきました(写真1).その過程では,教員だけでなく学生も一緒に「悩み,笑い,涙し…」であったことを思い出します.
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