歴史に学ぶ病理技術
武石詢と替え刃式ミクロトーム刀、ホルダー、薄切技術
廣井 禎之
1
1順天堂大学 医療科学部臨床検査学科
キーワード:
ミクロトーム
Keyword:
ミクロトーム
pp.790-793
発行日 2022年7月15日
Published Date 2022/7/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2022260738
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◆昭和53(1978)年3月、フェザー工業(現:フェザー安全剃刀)により替え刀式ミクロトーム刀とホルダーが発売され、発売後9ヵ月で日本国内における病理関連施設の約80%が使用した。◆替え刃式ミクロトーム刀とホルダーの開発には臨床検査技師が大きくかかわり、使用経験、特に薄切時の感覚が大切にされた。◆薄い切片に対応する薄切技術と染色技術が考案され、これらは現代の主流となっている。
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