増刊号 緊急検査実践マニュアル
各論
6.一般検査
1)尿検査 b)尿沈渣 臨床編
椿 秀三千
1
1獨協医科大学越谷病院臨床検査部
pp.920-922
発行日 1999年6月15日
Published Date 1999/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543903910
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検査の意義
尿沈渣は尿を遠心分離して得られる沈殿成分を鏡検し,腎・尿路系疾患の有無や全身状態の状況を判断する基本的な検査の1つである.尿沈渣検査は臨床検査の中でも頻繁に行われ,検体採取も比較的容易で手技的にも簡単であるが,そこから得られる情報量は多い.必ずしも緊急性を要するもののみではないが,実際に当院でも検査の要望は多い.
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