増刊号 病理組織・細胞診実践マニュアル
第I章 病理学総論
1.総論概説
笹島 ゆう子
1
1関東遁信病院病理診断科
pp.12-17
発行日 1998年6月15日
Published Date 1998/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543903443
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細胞レベルの障害
細胞は,さまざまな原因によって障害を受ける.障害の程度が軽ければ,細胞はこれに反応し適応しようとするが,障害が強いと死に至る.細胞障害因子には,放射線,熱など物理的因子,酸などの化学的因子,血行障害,神経障害などが挙げられる.
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