けんさアラカルト
ホルモン検査の臨床的許容誤差
中井 利昭
1
1筑波大学臨床医学系臨床病理
pp.900
発行日 1996年10月1日
Published Date 1996/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543902891
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ホルモン検査は大部分が免疫学的測定法によってなされている.しかしこの免疫学的測定法においては,標準物質が制定されていない(ホルモン以外でも免疫学的測定法で標準品が入手できるのは免疫グロブリンやCRPなどわずかである)ことや,試薬の抗体特異性の相違などによって測定間誤差がかなり大きいことや,さらに検査以前の検体管理の適切さなどが大きな問題となってくる.
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