技術講座 病理
テトラサイクリン骨標識
徳永 邦彦
1
,
谷澤 龍彦
1
,
荻荘 則幸
2
,
赤沢 秀喜
1
,
伊藤 明美
1
1新潟大学医学部整形外科
2新潟県中央身体障害者更生相談所(分庁舎)
pp.191-197
発行日 1995年3月1日
Published Date 1995/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543902262
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新しい知見
テトラサイクリン(TC)による骨標識法は骨形態計測法とともに開発,改良が加えられ,今では高齢化社会において最も関心の高い骨粗鬆症をはじめさまざまな骨疾患の病態解明に不可欠な地位を築いている.今後は分子生物学を用いたよりミクロな情報との融合や,共焦点レーザー走査顕微鏡などの最新装置を使用しての新しい画像情報の把握が期待されている.
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