検査法の基礎
医用センサ—電位,振動,磁気
白井 康之
1
,
石山 陽事
1
1虎の門病院臨床生理検査部
pp.19-23
発行日 1992年1月1日
Published Date 1992/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543900917
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サマリー
生体内では電気的,機械的,化学的その他さまざまな現象が起きている.電気以外の現象に関しては,電気エネルギーと電気以外のエネルギーを相互に変換する素子が必要になる.この変化素子を,変換器(トランスデューサ),または計測用として使用するときは,センサという.医療分野のエレクトロニクス化も進み,体内の物理的状態を得るために,各種の物理センサが用いられ,時々刻々に変化する生体の活動状態が観測されている.ここでは電位センサとして電極,磁気センサとしてSQUID磁束計,振動センサとして心音マイクロホンについて述べた.
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