技術講座 一般
便潜血反応—精度管理の実際
中村 美枝子
1
,
武田 勇
2
1島根県立中央病院中央検査科
2島根県立中央病院医療局
pp.351-355
発行日 1991年4月1日
Published Date 1991/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543900574
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サマリー
現在,便潜血反応には,従来からの化学法とヒトヘモグロビンに特異性の高い免疫法の二つの方法が主になっている.各方法ともキット化が数多くなされている.われわれにとって検体数の多寡,病院業務か健診業務か,提出時間,コストの問題などの点からおのおのの施設に最も適した方法を選択し,いかに正確に結果を提出するかが重要となっている.そこで,より精度の高い検査をするための基礎的検討について技術的立場からみた問題点・注意点を提示した.
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