技術講座 血液
リンパ球キラー活性の測定法
押味 和夫
1
1東京女子医科大学第1内科
pp.1049-1053
発行日 1990年7月1日
Published Date 1990/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543900315
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サマリー
リンパ球のキラー活性はキラーT細胞,NK細胞,K細胞などにより担われている.キラー活性の測定には通常,以下に述べる方法が用いられている.すなわち,一定量のリンパ球をエフェクター細胞とし,一定量の51Cr標識細胞を標的細胞として一定時間混合培養した後,上清中に放出された51Cr量を測定することにより,障害された標的細胞の割合を推定する方法である.用いるエフェクター細胞や標的細胞の種類は実験の目的により大きく異なる.
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