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あとがき・次号予告
大楠 清文
pp.1166
発行日 2024年11月1日
Published Date 2024/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543209486
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この「あとがき」を担当するのも今回で最後となりました.2016年に本誌の編集委員を拝命して9年が経ちましたが,まさに「光陰矢の如し」でした.この間,新型コロナウイルス感染症の蔓延もあり,対面で行われていた編集委員会もこの4年間はWeb会議に移行されました.編集委員としての私の主な役割は,専門分野である「微生物検査」において,編集協力委員の先生方の企画案へのコメントやアドバイス,「過去問deセルフチェック」の問題選択と解説の執筆,臨床検査技師国家試験「微生物学」問題の解答・解説執筆,増大号の企画・執筆など,そしてこの「あとがき」の原稿執筆でした.
これまでの「あとがき」17回のトピックスを振り返ると,世相を反映した新語・流行語大賞を鑑みながらのその年話題となった感染症,AI(人工知能)の技術の発展,新たな元号「令和」,ノーベル医学・生理学賞,その年の干支「戌年」からのペットとOne health(ワンヘルス),マスギャザリングと感染症,世界的な新型コロナウイルスの感染拡大などから,世界陸上,冬季五輪,サッカーワールドカップ,ラグビーワールドカップ,東京オリンピック,米大リーグエンゼルスの大谷翔平選手の活躍,ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)など,まさしく社会の様相を振り返ることができました.我ながらスポーツネタが多かったと反省しましたが,最近もパリオリンピック,ドジャースの大谷翔平選手の大活躍と,やはりスポーツは私たちに感動を与えるのだと改めて実感しております.
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