技術講座 生理
超音波検査による頸動脈狭窄外科的治療後の評価
友藤 達陽
1
,
濱口 浩敏
2
1北播磨総合医療センター中央検査室
2北播磨総合医療センター脳神経内科
pp.38-43
発行日 2023年1月1日
Published Date 2023/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543208872
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Point
●頸動脈狭窄の外科的治療としては,頸動脈内膜剝離術(CEA)と頸動脈ステント留置術(CAS)が有効である.
●術前評価では,頸動脈(特に内頸動脈)狭窄を評価する際には,狭窄部の収縮期最大血流速度(PSV)と狭窄部位のプラーク性状を基準とし,可能な範囲で狭窄率,狭窄長を計測する.
●術後に再狭窄をきたすこともあるので,定期的なフォローが必要である.
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