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膵囊胞性病変―前号の問題と解答
平川 雅和
1
,
本田 浩
1
,
有田 好之
2
,
伊藤 鉄英
2
1九州大学大学院医学研究院臨床放射線科
2九州大学大学院医学研究院病態制御内科学
pp.510-513
発行日 2007年9月15日
Published Date 2007/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1427100619
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患者 60歳代,男性,主訴 左上腹部痛,背部痛.
現病歴 5,6年前より時々左上腹部と背中に痛みがあったが,すぐに軽快するため放置していた.5か月前飲酒後,左上腹部および背部に痛みがあり近医受診.CA19―9,アミラーゼ上昇,慢性膵炎の疑いでフオイパン内服を開始するも,背臥位で増強する背部痛の持続があった.食後の痛み等はない.近医で施行した画像検査にて膵囊胞性病変を認めたため,当院受診した.
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