けんさアラカルト
NCCLSディスク標準法(第4版)"Tentative Standard"について
小栗 豊子
1
1順天堂大学病院中央臨床検査室
pp.1296
発行日 1989年9月1日
Published Date 1989/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543205705
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NCCLSディスク標準法がわが国に導入されて約2年になる.本法はNCCLS(米国臨床検査標準委員会)が推奨している方法であるが,ヨーロッパやアジア諸国にも普及しつつあり,将来,薬剤感受性測定法の国際法となる可能性をも備えている.本法では培地をはじめ,菌液の調製,菌液の接種,阻止円直径の読みかた,精度管理など細部に至るまで,その方法と基準が定められている.
NCCLSではこれまでに臨床検査における種々の標準法を発表し,これらを用いることを推奨しているが,一方,方法の見直しも絶えず行われている.
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