技術講座 生理
負荷心電図
木之下 正彦
1
,
吉川 眞由美
2
,
五十川 静男
1滋賀医科大学第一内科
2滋賀医科大学病院検査部
pp.147-152
発行日 1983年2月1日
Published Date 1983/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543205412
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負荷心電図は心筋虚血の検出と運動能力を評価するために施行される.特に虚血性心疾患の診断,治療効果や予後の判定には欠かせない検査である.さらに最近は心疾患患者のリハビリテーションや健康人の体力指数の測定などにも応用されている.
負荷方法や負荷量は医師が指示し,医師の立ち合いのもとで検査を実施するのが原則である.検査技師は実際の心電図記録を担当するわけだが,私どもの検査室で日常検査として実施しているMaster two step法,トレッドミル法について記録方法や検査前の注意すべき点などを述べる.
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