感染症の検査法 Ⅱ 感染症各論
[3]呼吸器感染症
2 下気道
谷本 普一
1
1東京慈恵会医科大学第四内科
pp.613-618
発行日 1989年5月15日
Published Date 1989/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543204994
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下気道感染症は,基本的には一次感染でそれ自体が感染症である肺実質,間質の感染症と異なり,既存の気道ないし中間領域疾患を基盤として生じる.下気道感染によって生じる症状は,膿性痰とそれを喀出する咳,呼吸機能障害のための労作時息切れである.
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