ハウ・ツー・ルチーン化・4
妨害物質の影響
大久保 滋夫
1
,
大久保 昭行
1,2
1東京大学医学部附属病院検査部
2東京大学医学部臨床検査医学講座
pp.406-408
発行日 1989年4月1日
Published Date 1989/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543204934
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
自動分析装置のルチーン化に際しての検討方法は,三つの段階に分けられる.第一段階は自動分析装置のハード面での検討で,その装置の基礎的特性を把握することである.第二段階はソフト面の検討で,測定方法について精密さや正確さなどの評価を行うことである.第三段階はコストなど経済性,その他を含めた総合評価である.今回は,すでに第一段階を終わり第二段階の一部である妨害物質(ビリルビン,溶血,乳び,薬物,その他)の影響の推定について,ここでは血清を対象とした方法を解説する.
Copyright © 1989, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.