国家試験対策室
公衆衛生概論/医動物学/基礎生理学
吉岡 義正
1
,
宮原 道明
2
,
林 治秀
3
1岐阜医療技術短期大学
2九州大学医療技術短期大学部
3東北大学歯学部生理学教室
pp.175-179
発行日 1989年2月1日
Published Date 1989/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543204866
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公衆衛生概論
例題
1.次のうち正しいものに○,誤っているものに×をつけよ.
a.PMI(PMR)は全死亡数に対する60歳以上の死亡割合である.
b.老年人口割合は10%を超えた.
c.悪性新生物は幼児・学童期にはほとんど発生しない.
d.年齢階級別死亡率は年齢の上昇とともに高くなる.
e.結核による死亡率,罹患率は老年層に高い.
f.保健所は人口規模と地域特性によって15の型に分けられている.
g.コホート研究は患者・対照研究に比し,期間が短く,費用・労力が少なくてすむ.
h.喫煙による癌発生の相対危険度が3であることは,喫煙者が非喫煙者の3倍の発癌リスクを負うことを示す.
i.精神衛生センターは精神衛生の第一線機関である.
J.新生児死亡率が早期新生児死亡率を下回ることがある.
k.平均余命は生存期間とともに必ず減少する.
l.活性汚泥法は生物作用を利用した上水処理法である.
m.母子健康手張は妊娠1か月後に交付される.
n.BOD,COD,DOが高いことは水の汚染が高いことを示す.
o.逆転層では大気が不安定で,煙がよく拡散する.
p.大気中のCO2は上昇傾向にあり,温室効果の影響が心配される.
q.イタイイタイ病はカドミウムを原因とし,新潟県阿賀野川流域で発生した.
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