トピックス
Gardnerella vaginallsの検出
設楽 政次
1
1佼成病院臨床検査科
pp.1421-1422
発行日 1987年12月1日
Published Date 1987/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543204366
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Gardnerella vaginalisは,GardnerとDuke(1955)が非特異性腟炎から,初めて分離して以来,多くの研究者により研究が進められ,腟炎,非淋菌性尿道炎,膀胱炎の原因菌としての報告がみられるようになった.一方,健常人からも検出されることから,病原性については長い間議論されてきたが,現在ではSTD(sexually transmitted disease:性行為感染症)の原因菌とされ,欧米では注目されている.しかし,わが国ではほとんど注目されず,本菌種の検索を臨床細菌検査に導入している施設は,かぎられているのが現状である.以下,検査法について述べる.
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